誰にでも何かしら特殊な習性があるかと思います。
中には自分でもよくわからない習性もあることでしょう。
そしてそれはあまり人に言いたくない事かもしれません。
でもちょっと聞いて欲しい気持ちもあったりしませんか?私にも、今思うと本当に謎の習性がありました。
というか今でもあります。
人に心を開いてもらうにはまず自分から、という事でちょっと挙げてみようと思います。
あえて「癖」ではなく「習性」にしたのは、何となくその方が自分の中でしっくりくる感じがしたからです。
行動系の習性
習性にも種類があります。
その一つが、実際に身体を動かす系の習性です。
傍から見て気付かれる可能性があり、注意が必要。
見えない線を跨ぐ
外を歩いている時、電柱やガードレールの棒、木の節や何かしらの角など様々なものを「点」と認識します。
その「点」が2つあった時、それらが結ばれそこに線が出現します。
そしてそれを跨ぎます。
・・・こいつは一体何を言っているのかとお思いでしょう。
わかります。
しかし、別におかしくなったわけではありません。
多分「横断歩道の白線を踏まないヤツ」の亜種みたいなものではないかと思っています。
時には3つ以上の点が繋がり行く手を阻んできます。
そんな時は「やるな・・・だがまだ甘い!」と言って華麗に躱します。
一体誰が何をやってきたというのか、それは永遠の謎です。
・・・もう一度言います。
別におかしくなったわけではありません。
そんなヤツおるん?と思うかもしれませんが、なんと以前テレビで俳優の沢村一樹さんが似たような事を仰っていました。
それを観た時はさすがに少し驚きましたね。
そんなヤツおるん?
と。
側溝のふたの隙間に
何故か側溝のふたの隙間部分にちょうど爪先がくるように歩いていました。
じっくりと狙ってやるのではなく、なるべく自然な歩幅でやるのが肝心です。
およそ4cm前後でしょうか、その隙間にちょうど爪先を持ってくるの地味に難しかったりします。
ちなみにあの側溝のふたはU形側溝ふたという名前だそうで、「上ふた式」や「落ふた式」などがあるそうです。
名前・・・あるんですね。
ナンバープレート
学校の行き帰りに、走る車のナンバープレートの地名部分をひたすら見ていました。
友達と一緒に見ていたのですが、やはり地元を走る車は大半が同じものです。
なので珍しい地名を見つけるとやたらテンションが上がっていました。
我々の中で特にアツかったのはひらがなの地名。
「いわき」や「なにわ」ですね。
そしてさらにアツかったのは「苫小牧」・・・だったと思ったのですが、なんと苫小牧ナンバーは2020年から交付されるそうで、どうやら記憶違いだったよう。
なんてタイムリーな記憶違い。
私の中の苫小牧は一体どこから来たのか・・・不思議です。
そして一番アツいのが4文字の地名!
4文字の地名は愛知県の「尾張小牧」ただ一つだけだそうで、これを見られた時は
「見た!?今の見た!?」
と大興奮でした。
魚卵を前歯で潰したがる
数の子を食べた時、口の中に数粒残っている事があると思います。
その一粒を前歯で潰すと、何とも言えない気持ち良さが。
これにはかなりの集中力が必要で、成功した時はある種の快感すら覚えます。
ちょっとお行儀が良くないのはわかっていますが、食べた時は大体やってしまいます。
ちなみにとびこだと難易度が下がります。
一度お試しあれ。
妄想系の習性
もう一つの習性。
表には出る事なく、自分の頭の中だけで起こっている系の習性です。
こちらは他人に気付かれる心配は無いため、思う存分愉しめます。
異世界に行くんじゃないか
決して流行りに乗っかったわけではありません。
このような妄想を15年以上前からしています。
行き方もいくつかあります。
ケース①
地元が比較的木々が多かったのですが、家と駅の間に林のような場所があり、そこを抜けると目の前には・・・
ケース②
側溝の上を歩いていると突然足元が崩れて・・・
ケース③
寝てる時は向こう、起きてる時はこっち。
などなど。
これはいわゆる中二病というやつで間違いなさそうです。
そんなことよりも、また側溝が出てきましたね。
知らず知らずのうちに何か思い入れでもあるのでしょうか。
ちなみに、私の妄想の中の異世界はテイルズ・オブ・エターニアの世界です。
対面世界が何とも魅力的でした。
今ここで何かが起こったら
コンビニや仕事先などで、
今もし強盗がきたら・・・
あるいはショッピングモールやテーマパークなどで、
今ここで爆発とか起こったら・・・
一体どう対処したらいいのか、自分はどう動くのだろうかと考えてしまいます。
これも上のものと同じく中二病の類でしょう。
危機の想定は一見悪くなさそうですが、妄想の中だと自分はすごく強いのでおそらく実際には役に立ちません。
最後に
いかがでしたか?
結構変なのもあったかと思いますが、私も!というものがあったでしょうか。
要するに私が何を言いたいのかというと、
多分、変な習性があるのはアナタだけではありません。
ということ。
それが自分だけなのか、それとも割とあるあるなのかはわかりません。
しかし、時には有勇気を出して話してみるのも悪くはないのではないでしょうか。
少数派と多数派どっちの方が嬉しいのかは人それぞれだと思いますが、もしも似たような習性の人がいたら、もしかしたらその人とは仲良くなれる可能性が高い・・・かもしれません。
それにしても自分でも謎なものばかりですが、専門家が分析したら何かわかるのでしょうか?
一度聞いてみたいものです。
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